陣営不明の侍や忍者が斬り合う時代劇テーマの正体隠匿ボードゲーム「斬 ZAN サムライソード」レビュー 

斬 ZAN! サムライソード斬ZAN!サムライソード

正体隠匿系ゲーム。3-7人だけど4人までなら他のゲームをした方が楽しいので、実質5-7人。日本のサムライ文化がテーマ。陣営に分かれてズバズバ斬りつけあうゲーム。

BANG!というゲームのシステムを流用し、西部劇テーマからサムライテーマに変えたので、斬 ZAN!。

なかなかしびれるタイトルセンス。

ちなみにBANG!はルールをなんとなく知ってるだけ。未プレイ。

最近8人前後のゲーム会が立つようになってきて、多人数ゲームにどうかな?と思って購入しました。前回は5人プレイ。

 

ざっくりルール

名誉チップを奪い合って、たくさん集めた陣営の勝ち。

はじめに正体カードを一人一枚。

陣営は3つ。

斬ZAN!サムライソード ボードゲーム イラスト

将軍陣営 VS 忍者陣営 VS 浪人陣営

 

将軍陣営の将軍だけが正体を明かします。斬ZAN!サムライソード

 

自分の番が来たら誰かのライフを削る武器カードを1枚だけプレイ。斬ZAN!サムライソード斬ZAN!サムライソード

 

武器以外のカードは好きなだけプレイ。イベントカードで全体のライフを削ったり、自分を回復したり、カードを奪ったり。斬ZAN!サムライソード

斬ZAN!サムライソード

場に残り、自分を強めてくれるカードもある。斬ZAN!サムライソード

 

将軍を攻撃すれば、忍者?
将軍を攻撃した相手を攻撃するなら、将軍陣営の侍かな?斬ZAN!サムライソード

って感じで正体を判断してお互いを殴りあうゲームです。

自分の味方を確認するタイミングはゲーム終了時のみ。

 

ライフゼロにされたらトドメを刺したプレイヤーに名誉チップを渡します。
ライフゼロになったプレイヤーは次に手番が回ってきたときに、ライフ全回復で戦線復帰。名誉チップはシューティングとかにおける機数みたいな感じ。斬ZAN!サムライソード

カードデッキがなくなったら全員名誉チップを一枚捨てます。イベントカードで名誉チップを失うこともあるので、少しずつ収束していきます。

 

誰かの名誉チップがゼロになったらゲーム終了。

それぞれの陣営が持つ名誉チップを足して多い陣営の勝利。

一人陣営の浪人は名誉チップが3倍計算。

斬ZAN!サムライソード
浪人「あと一個あれば勝ちだったのになー」

この不均等な得点計算システムはなかなか面白い。

※プレイ人数によって、忍者の片方とか侍の名誉チップが倍がけされるプレイ人数もあり。

 

ゲーム展開

将軍に攻撃した人→その人に攻撃した人→その人に攻撃した人…って感じで
各人の陣営はすぐに予想できます。

そこから斬り合いに突入。

すると、規定人数より多い陣営が出てきて、どうやら浪人が混ざっていることに気づく。一番避けなきゃいけないのは浪人の一人勝ち。

だから誰かに名誉チップが集まってるのがやばいよねってことで同陣営でのライフ削りあいが始まったりする。

その隙を突いて、負けてる陣営も巻き返しを図る。

名誉チップが平たくなるのが早いか、浪人が弱ってる人を狙ってゲームを終わらせるのが早いか。カードのヒキや、口八丁が飛び交い、ゲーム終了。正体明かして答え合わせ。

捌きカード
名誉チップを大量に持つ怪しいプレイヤーを狙っても、攻撃回避の捌きカードを出され続けてなかなか削れないと、面倒になって「もういいや、あなたのほうが浪人だってことで」「えーーー汗」弱ってる方が浪人、という自分に都合の良いように考えて終わらせてしまう笑 そして負けるのがあるある

カードの効果やゲームの流れや浪人の危険性が分かったら、同陣営っぽいけどあえて始めから傷つけてみたり、色んな攻め方が生まれてくるって感じ。

 

感想

ほうみ的に魅力を感じた部分は2つ。

①優勢側が「そろそろ攻撃ストップで、自分たちのチップを平たくしよう」と歩調を合わせだす頃、退場間際の相手プレイヤーに、しれっと攻撃し続けるプレイヤーのすました表情。「アンタが浪人かーい!」その瞬間の盛り上がり。そうならないための駆け引き。攻撃対象を切り替えるギリギリのタイミングの攻防。

②和テーマの武器やイベントやキャラクター。それらのアートワーク。なんとも言えないB級感笑

人物カード
武蔵(攻撃力+1)、五右衛門(武器2枚使用可能)などのキャラクターカード。最初に各人に配られる。ソシャゲみたいな絵柄よりコッチのほうが好き。

でも基本的には、タイトルのわりに切れ味が悪いゲーム。

ブラッドバウンド正体が分からないまま殴りあうゲームとしては、ブラッドバウンドとかシャドウハンターズの方が遊びがいがあります。

斬は相手の正体を明らかにする材料が少ないので、全員チップを減らす以外浪人対策がありません。もうちょっと正体を推理できる仕掛けがある方が好み。勘や印象論で動くぼんやりした時間が長くなっちゃってます。そして名誉チップの減りが遅くて1ゲームが長い。40分くらいかかります。ここが一番のマイナス。

あとルールやカードテキストが多くて、慣れてない人とはサッと始めづらいです。

うーん、雰囲気は悪くないんですけど。カードをビシバシプレイし合うのは、他にない面白さですし。せっかく1回遊んでカード効果にも慣れたので、各自始めからひとつずつ名誉チップを減らすなどしてもう1回遊んでみたいと思ってます。スピーディーに遊べれば印象が変わるかも。

まあでも、全員で疑心暗鬼が楽しめる、陣営を確認しない正体隠匿としては、ルールが少なく始めやすくて分かりやすい、タイムボムとかの方がおススメです。

斬は、とにかく色々遊びたい人、和テーマにピンと来た人、カードプレイで招待隠匿やってみたい人は遊んでみたらどうでしょうというレベル。今のところ。

斬 サムライソード ボードゲーム イラスト

斬 サムライソード ボードゲーム イラスト斬 サムライソード ボードゲーム イラスト

斬 サムライソード ボードゲーム イラスト
「お前、浪人だろう!」
「よく言う…お前こそ(怒)」

斬 サムライソード ボードゲーム イラスト

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