ティーポット
ワードゲーム。3人~プレイできます。
市販されてるボードゲームではありません。イギリスの伝承遊びです。何も買わなくてもルールさえ知っていればすぐに遊べます。
ボードゲーム好きって、人が集まった時に遊べるゲーム全般に興味ありません?
わたしも「何か面白いゲームないかな」といろんなところで情報を吸収しようとするのがクセになってます。
このゲームは、ゴムとびとか、かくれんぼみたいな昔ながらのイギリスの伝承遊びが挿絵付きで紹介されているオサレな洋書で見つけました。
とある待合室にあったその本をペラペラとチラ見して「あ、このゲーム面白そう!」と覚えて帰って、人が集まったときにやってみたらやっぱり盛り上がったので紹介します。
ルール
一人回答者を決めて、その人は耳をふさぎます。
ほかのメンバーは秘密裏に一つのキーワードを決めます。
キーワード選定のルールはひとつ。
・同音異義語であること。
「かみ(神、紙、髪)」とか「こうい(行為、好意、更衣)」とかね
キーワードが決まったら、回答者が耳栓をとってゲームスタート。
回答者以外のメンバーは、決めたキーワードをすべて「ティーポット」という言葉に変えて会話します。
回答者はそれを聞いてキーワードを当てる。
それだけの簡単ルール。
ポイント
最初はわかりづらいヒントで
全然分からないようなら、そのまんまじゃん!っていうヒントにしていきましょう。
面白いところ
・回答者のアハ体験
うまく出してもらうと、初めは全然わからないんですよこれが。
そして、ちょうどいいヒントで閃いた時のアハ体験が気持ちいい!
・出題チームの知恵しぼり
その文だけではわからない、いろんな可能性があるような、ちょうどいいヒントを考える思考体験が面白いです。
うまいこと言えれば、分かってる者同士でニヤリ。
・ボケ的回答の盛り上がり
見当違いの回答が笑いを生むこともあります。
妙に文脈に合ってたりして、あーそんな風に聞こえるんだって笑えます。
感想
「ティーポット」というワードがいろんな文脈に妙にマッチしたり、しなかったりで笑えます。
それぞれの参加者に考えどころがあるのも楽しいです。
準備もいらないし、渋滞にはまったときとか、3人でも遊べます。ZOOMとかリモートでも遊べるでしょう。
小学生の方が問題考えるのうまかったりする
似たようなゲームはあるかもしれないけど、回答者の推理のヒントとして、キーワードが必ず同音異義語っていうのがミソですね。
「ティーポット ゲーム」とかで検索しても、日本語ではまとめているサイトがなく、これは面白いから他の人が見える形にしておきたいなーと思ったので紹介してみました。
ちなみにこんな感じの簡単ルールですぐに参加できて、何も道具を買わなくても遊べて、盛り上がる便利なゲームを紹介しているのが、すごろくやさんの『大人が楽しい紙ペンゲーム30選』。
選者の目利き力が素晴らしく、すべてのゲームが目新しく、盛り上がるものばかりの名本です。
ボードゲーム詳しいとゲーム大会の司会とかお願いされることありませんか?
これがあれば2~3年は余裕で務められます。おすすめです。
さて、では最後にティーポットを1題。