モンスターメーカー
ダンジョンの最奥まで進み、宝を取って引き返してきます。
誰かが帰還するとカードの補充がなくなり、帰ってこられないプレイヤーも出ます。
相手プレイヤーの進路にモンスターを配置することもできます。
仲間カードをプレイして倒さないと先へは進めません。
熾烈なレースが楽しめるカードゲームです。
ざっくり説明
手番ではカードを1枚プレイします。カードの種類はこんな感じ。
迷宮カード
累計100を超えると、宝物カードを1枚引いて、帰路につきます。
モンスターカード
相手プレイヤーの迷宮カードの列にプレイします。モンスターを排除しないと先へ進めません。
キャラクターカード
モンスターを排除するのに使います。Dはダイス。コレで言えば3つダイスを振った合計とプラス2までのモンスターを排除できます。使い捨て。
聖職者カード
使ったキャラクターカードを手札に戻す、アンデッドモンスターをダイスを振らずに排除できます。
100まで出したら
宝物カードを1枚引いて
帰路へつきます。
モンスターを出されたら
キャラクターをプレイして排除して進みましょう。
使ったキャラクターは捨て札。
捨て札のキャラを復活させるカードもあります。
戦闘力20前後のモンスターは非常に強力。最強クラスのキャラクターでも勝てないこともあります。
回り道カードというのもあります。プレイすれば無条件でモンスターを排除できます。地味ですが無敵。
モンスターに太刀打ちできない手札のときなどには、手札を捨てて引きなおすことができます。
強いカードが引けるかも。
トラップカードを引いたら(自己申告)手札を1枚残してすべて捨て札にしなくてはなりません。
盗人カードは弱いけど、トラップを無効にしてくれます。
めちゃ強いモンスターを出されたら、なかなか突破できずに手札リセットを繰り返すことになりますが、その過程で40の迷宮カードなどが手札内に溜まっていくので、遅れを取り戻すことができます。メカニクスを感じる瞬間。
帰ってこれなかったときのペナルティが貯金が吹っ飛ぶほどきついので、誰かがゴールしそうになったときも、手札内の迷宮カードを増やそうとリセットすることになります。誰かがゴールすると手札の補充が無くなるのです。
プレイすれば宝物カードが引ける宝の小部屋カードというのもあります。そのカードを手に入れると最大2つ宝は持って帰れます。
宝物カードは色々な効果がありますのでゲームごとにいろんな展開が生まれます。
感想
シンプル。カード引いてダイス振って。懐かしい気持ちになるゲームです。原版は未プレイですけどね。昔こういうゲームあったなーという気持ち。あえて今ファミコンやってみるみたいな。そんなノスタルジーを感じました。
そういうゲームが遊びたいとき、うちではリングマスターというゲームもたまに遊びます。絵の雰囲気といい、懐かしさとあいまった楽しさってありますよね。
モンスターメーカーも、カードの引きとダイスの運要素が高かったり、直接攻撃ありと、古臭いゲームですが、懐かしさ補正されて、わいわい楽しめるゲームです。強力なモンスターを連続で出されて「どんだけ持ってるのーー!?」とか、お邪魔モンスター倒せるかギリギリのダイスに思いをのせて振るときなど、結構盛り上がります。
海外作品のリメイクは良く見かけますが、国産ゲームのリメイクはあんまりみないです。応援したくなる試みですね。個人的には「けいどろゲーム」というボードゲームが好きだったので、今風にルールを洗練させてリメイクしてもらいたいなーと思います。調べたら、販売していたピープル株式会社はバンナムさんと提携して主に乳幼児向けの玩具を販売している模様。ボードゲームはもう作ってないんですね。