競りカードゲーム。リワールドみたいに二部構成のゲームです。
ざっくりルール
各プレイヤー14000金持ってスタートです。
1部では1-30までの物件カードを人数分オープンして手持ちの資金で競り落としていきます。6人プレイなら1度に6枚売りに出されるので5回競りが行われます。
このラウンドはこの6枚
1~30の物件が1枚ずつ
競りのシステムは順番にお金を積み上げていき、降りた人から場に出ている安い物件を手に入れていきます。
入札ゼロで一番弱いカードをとって抜けるのもアリ。ただし、一番最後まで残る最高額入札者以外は半分お金が返ってきます。(端数切り上げなので5000入札なら2000返ってくる)。なので多くの場合、満額払う1位よりも2位の方がお得。
1位入札者が次の親。
14000金しか資金はありませんので相場を読み違えて8000とか9000で1位落札しちゃうと後の競りでは弱いカードばかり取らされることになります。
いくら残してるかは非公表
ウントチュースは登りきれなかった2位が一番損するゲームでしたが、フォーセールは登りきっちゃった1位がハシゴ外されちゃうゲー。
次々にみんな降りちゃうのがさみしいんですよコレが…
5回やって手に入れた物件カードで後半の小切手獲得ラウンドに入ります。
コレで勝負
人数分の小切手が公開。先ほど手に入れた物件カードを1枚選んで一斉に出して高い物件を出した人から高い小切手を取っていきます。小切手は0-15000と差の激しい荒波仕様。
0~15000の小切手カードを競り落とします
この物件カードと小切手カードの交換するラウンドが5回終わったらゲーム終了。
獲得した小切手と前半に残した資金を足して多い人が勝ち。
感想
これはもう有名なゲームで遊んだことがある人が多いと思うのですが、まだ遊んだことの無い人には超オススメの作品です。持っておいて損のないゲーム。
プレイ感はカードゲームとボードゲームの間位。お手軽さと満足感を兼ね備えたボリューム。初めての人もルールや工夫のしどころがわかりやすい。ビギナーのための2度目のボードゲームにちょうどいいゲームです。
前半あるある
7000くらいが分水嶺。
次の入札を願う!でも降りちゃうんだよねー…大体。
後半あるある
状況によって同じ数字の物件の価値が大きく変わるのが面白いです。ものの価値は相対的ということを思い知らされます。
場に0がなくて最低でも5000とかもらえる状況だと、手札の最弱1とかの捨て時ですよね。でもみんな同じこと考えてたりするので、それを見込んでこういう時に中くらいの物件を出すと15ぽっちで高価格帯が手に入ったりするんですよね。
一方、0が2つくらいで、上位2枚くらいが1万超のような状況だと、15くらいだと価値0になってしまうことも。
この乱高下が面白い!
簡単なのに次はこうしたい!と何度もやりたくなるとても良いゲームです。