シンデレラが多すぎる
4人まで。10分くらい。
国産ゲームです。
近々、マンガ作品とのコラボ版である「花嫁が多すぎる」が発売されるそう。発売を前にリメイク元となった「シンデレラが多すぎる」を紹介します。
ざっくりルール
手番が来たら王子意中のシンデレラの条件を手札から出していきます。
金髪×、白米好き×、眼鏡×、etc…
ゲーム終了時、全ての条件に当てはまるシンデレラ候補のカードを持っている人が勝ちです。
もし当てはまるシンデレラ候補が複数いたら、左上の数字を見て若い番号が勝ち。
カードには
シンデレラ候補と
絞り込み条件の両方が書いてあります。
各プレイヤーはゲーム中一度だけ拒否権を使えます。
自分の手持ちのシンデレラが全滅してしまうような条件は拒否してしまいましょう。
感想
自分の持っているカードに合うように
勝利条件を絞っていく体験は
不動産サイトで物件を探すのをゲームにした感じです。
条件を出し合って宝が埋まっている場所を特定する「トバゴ」など
モアイ像の隣で、かつ、島で一番大きな森の中…
みたいな条件を出し合って宝の場所を発見して先着するゲーム
ひとつの解答を皆で決めていくゲームは他にもありますが
『シンデレラが多すぎる』は条件のカードと候補のカードをひとつにしたアイデアが秀逸。
条件出し合って一つの物件を絞り込むような家探しテーマのゲーム作れないかなーって
実は妄想してたことがあるんですけど
自分の持っている候補に近づけるために、条件カードをプレイするゲームを作ろうと思ったら、ふつうはやっぱり別々のコンポーネントで作っちゃうだろうなぁ、と思います。
『シンデレラ~』を遊んだときは、こんな方法があるのか~とびっくりしました。
キレキレのアイデア。本当に素晴らしい。
ゲーム自体は、あっさりしたゲームで
勝ったら「ぃよっしゃあぁぁ!」ってよりは
「うし」って静かにガッツポーズするような
パーティゲームよりの軽いゲームです。
試合に勝ったというより、良いプレイしたくらいの喜び度
重いゲームの合間にどうぞ。