スリルボム
超プレミア価格の名作レトロおもちゃ「秀才コースゲームけいさん」のリメイク。
まさか、この幻のゲームが復刻されるとは!
という
JELLYJELLYCAFEとハナヤマの社員の熱意を感じます。
ざっくりルール
※記事作成時「スリルボム」はまだ手元に到着していないので、リメイク元になったウチにある「beat the 8 ball」の仕様で説明しています。
4人まで遊べるチキンレース。
こういう風に構える。
それぞれの手元はこんな感じになってる。
真ん中に黒いボールを投げ込む。
赤い部分は「ろうと」みたいな形になってる。
回転をくりかえすうちに
だんだんと
勢いのなくなってきた球が
中央の穴に近づいてきて…
カタカタカタカタ!っとなって穴に落ちる。
プレイヤーは黒玉が落ちるその瞬間を見極めて
自分の玉をリリース!
すべての玉は同じところに集められて
得点トラックに吐き出される。
黒玉より遅く落ちるとマイナス。
黒玉より早く落ちるとプラスだけど
他プレイヤーより後に落ちるほど得点が上がるので
チキンレースになるという仕組み。
黒玉が落ちるタイミングが
回転の勢いや、穴への入り方によって
毎回ランダムなのでドキドキ。
反射神経的な早押しではなく
レバー操作してから
自玉がコロコロ転がっていくまで
時間差があるのもまた、もどかしく、おもしろい。
もとになったゲーム「 秀才コースゲームけいさん 」
リメイク元である「秀才コースゲームけいさん」は1975年にタカトクという会社から発売された商品。
半世紀近く前のレトロ玩具なのに
そのクセになるゲーム性から
一部のボードゲーマーたちから熱烈な支持を集め
ヤフオクなど中古市場で1万円以上で取引されてきた
知る人ぞ知る名作アクションゲームなのです。
私も
ずっとずっとず~っと
欲しくて欲しくて
探していましたが
なかなか手が出る値段のモノが見つからず
結局、 「秀才コースゲームけいさん」 のさらに元となった
外国のおもちゃ「beat the 8 ball」の中古をebay で個人輸入して入手しました。
2,3週間待ってさ…
ちゃんと遊べるのが届くか不安だったけど…
無事に動作品が届いて安心したものです
それでも8000円近くしました。
まさかこのゲームの新品が、フツーに入手できる日が来るとは…
ウボンゴ(とウボンゴ3D)が国内流通した時以上の衝撃ですわ。
JELLY JELLY GAMESさんとハナヤマさん…
グッジョブだけどちょっと遅いよ…(涙)これも買うけど…
感想
ゲームの肝が、玉のくわんくわん具合に一喜一憂するところっていう
デジタルゲームではぜったい再現できない面白さに
アナログ大好き人間としてはワクワクするような、安心するような
なんともいえないハッピーな気持ちになります。
そしてこれは盛り上がりますよ。
何時間も熱中するようなゲームではありませんが
「くやしい!もう一度!」「玉の動きが面白い!もう一度!」と
20分くらいは、キャーキャー遊べます。
ゲーム会の始まりや、重いゲームの合間におすすめ。
もちろん
「プレミアついてて1万円以上した絶版ゲームの待望のリメイクなんだよ!」と
うんちくいってから遊びましょう。