マルコポーロの旅路
手番初めに振ったサイコロを配置するワーカープレイスメントです。
大きい数字の方が効果が上がります。
勝利点をたくさん稼いだ人が勝者です。
テーマは13世紀末シルクロードの時代。その時代の登場人物となってベネツィア→北京間をさまざまなルートで旅します。
ざっくりルール説明
ボード上部のほうみが説明しているのがマップ。色々なルートで北京を目指します。
ボード下部のタイ太郎が説明しているのがアクションマス。手番が来たらダイスを置いてアクションします。
勝利点の稼ぎ方は大きく分けて3つ
①旅をして稼ぐ
・北京に到達できれば1位は10点
・チケライみたいな目的地カードの達成
・各町に立ち寄って家コマを8個置くと5点、9個置くと更に10点
②注文カードをアクションで獲得、指定の資源を払って達成して稼ぐ。
注文カードの達成は資源があれば手番中いつでもできます。左を払って右の報酬を得ます。
最多獲得ボーナスもあります。
③ルート途中の町にダイスを置いてアクションで稼ぐ。
途中の町で止まると自分の色の家コマを置けます。
大きな町だとそこを新たなアクションマスとして使えます。
町のアクションはカードで毎回変わるので、その中にはラクダ2つを2金と1点と交換できるアクションや、1点と3金を交換できるアクションなど勝利点を獲得できるアクションがあります。
ちなみに上にある半円のタイルは一番初めにその町に着いた人がもらえるボーナス。コレも重要。
ちなみに小さい町に立ち寄るとアクションは増えませんが、毎ラウンドはじめに資源やお金、勝利点がもらえるようになります。不労所得は嬉しいので早いラウンドで手に入れたいところです。
5ラウンドで終了です。
かなり、きつきつな設定です。
タイ太郎と2 人、初めて試遊したときは、1人しか北京に到達できなかったという情けなさ(笑)。目的地達成も全然できず。
え?これあってるの?と不安になる出来事でした。
というのも、ルート上を進める旅するアクションはこの部分でやります。
莫大な金、2つもダイスを使うアクション。
さらにラクダコマを払ったり、お金を払ったりしなければいけないルートもたくさんあります。
いくつかのダイスで資源を集め、移動アクションをひいこら言いながら実行しても、5ラウンドで北京を目指し目的地カードを達成するのは不可能なように思えたのです。
実は、移動アクションは注文カードの報酬として得ることができたり
資源獲得のついでに得ることができたり
大きな町のアクションとして低コストで進めることができたりと
色々な手段がありますので、それらを駆使すれば往復するくらいの移動はできるのですが初回は散々でシルクロードの洗礼を受けたのでした。
キャラクターが色々な能力があって、
注文特化型、旅特化型、状況によって選択できるバランス型がいます。
旅をするマップ上の大きい町のアクションの内容、小さい町の自動報酬の内容は毎回タイルとカードで変わります。初めに配られる目的地カードももちろん変わるので、毎回違う展開で遊べます。
私たちの脳内は
初めにキャラクターとマップを見て計画を立てます。
あとはダイスの出目に左右されたり、ほかのプレイヤーとアクションを取ったり取られたり
計画を微調整しながら最大得点を目指します。
5ラウンドなので結構あっという間です。
感想
毎回変わる世界でそのキャラクターなりの最適解を考えて実行していくのがとても楽しいゲームです。
2人でもすごく楽しいです。
テキストを読み込むカードなどはなく、1度プレイすれば全体像がつかみやすいゲームなので、初めての人とも続けてやればいい勝負ができます。
ぜひ遊んでみてほしい作品です。