ザーガランド
王様の問題に答えるために城まで向かいます。
こちらもコンポーネントが素敵なゲーム。
ファンタジーな雰囲気がバッチリのメモリーゲーム。
道中、点在するイラストの場所を覚えて城でお題に答えます。
記憶だけじゃなくて、いろんな駆け引きがあるのも魅力です。
ざっくりルール
ボードです。
サイコロ2つ振って進みます。
プラスチックの木。裏にはイラスト。
青いマスに止まると確認できます。
サイコロでコマを進めて確認して、できる限り覚えます。
王様の問題とはこのカード。「このイラストはどの木の下にあるか答えよ」というお題です。
城まで行って、鍵のマスに止まり、木を指定して確認します。もしカードと合っていれば、カードゲット。誰かが4枚手に入れたら勝利です。
こんな展開あります
私の脳では全部は覚えられません!
キャパ以上に詰め込んでどれがどれだかあやふやになってしまうくらいなら、いっそ自分で確認するのは4~5くらいにしちゃってます。
それでも戦えるのがこのゲームの面白いところ。
というのも、サイコロのゾロ目が出ると、
①城の近くへワープ
②お題をシャッフル
③好きな木を確認できる
という魔法が使えます。
とりあえず城付近をうろうろしてて、シャッフルで自分が覚えたイラストが出るのを待ってもいいです。それも作戦。
あとは自分が見てなくても、他の人が城に向かい始めたとしたら、今出ているお題はその人がこれまでに見た中にあるということだから…
新たなお題がオープンされて…緑だけ動きが怪しい…
はは~ん・・・ハイハイ(ニヤリ) ということは…
よし!ほうみ(赤)は実際には見てないけど、お題のイラストがどこの木の下にあるか絞れた!
城の周りでウロウロしてて正解だわ!自分で確認してないけど先に答えちゃおう!そんな作戦もあり。
で、実際見てみると・・・
ちなみに答えを間違えると村に強制ワープ。残念!
こんな風に自分のコマの動かし方でブラフをかけるのも楽しいです。
あいつは知ってるのか?
知っているフリなのか?
それともただの見切り発車なのか!?
今度こそ特定できた!
ガラスの靴は誰も見てないこの木で確定!
そ~~れ!!
と、ということは・・・
感想
自分の記憶も大事だし、相手が見た木の予想も大事。
他にもシャッフルを繰り返し、自分の都合のいいお題に変えて城に行っても、道中でまた変えられちゃって「やったなーー!」などなど。
そんなプレイヤー間の駆け引きが展開のバリエーションを生んで、単なるメモリーゲームの枠に収まりきらない名作に仕上がっていると思います。
見た目以上に大人も楽しめる良いゲームです。