クニツィアのダイスゲーム「戦国時代」ボードゲームレビュー

ライナー・クニツィアの戦国時代

クニツィアのダイスゲーム「戦国時代」ボードゲームレビュー

クニツィアのダイスゲーム。30分くらい。2人~6人。

ドイツゲームですが和テーマ。なじみの日本の城が出てきます。

 

戦国時代

ざっくりルール

戦国時代

手番が来たらダイスを振って、カードに書かれた出目をそろえればカードゲット。

 

クニツィアのダイスゲーム「戦国時代」ボードゲームレビュー
こんな感じで並べる。城のカードは14枚。

 

1列ずつ出目を当てはめていく。埋められる列がない場合、ダイスを一個捨てて振り直しができるが、1投目で今回チャレンジすると決めた城は途中で変更できない。

戦国時代
この城なら、一投目で馬と弓矢が出た→その時同時にもう一組の馬と弓矢や、刀3本が出てても取れない。一度に取れるのは1列のみ。残りのダイスを振り直して出さないとダメ。振れるダイスがなくなったら城攻め失敗。

 

すでに相手が獲得してしまった城に挑むこともできるが、通常のオーダーより、 プラス 1個兜マークを出さないと獲得できない。

戦国時代
左上の兜一個のマスが相手から奪う時の追加出目。高得点帯はかなりきつい。

 

これはとても素晴らしいルール。

追加1個のハードルが見た目以上に大きい。いけそうでいけない。

 

同じ色グループ1~4枚のカードをすべて取ることができれば、

戦国時代

カードが裏返り、相手に取られない状態にすることができます。

戦国時代
合計得点も少し上がる

 

 

場のカードがなくなったら終了。

得点が多い人が勝ち。

 

 

感想

一族で旅行に行って、親世代がお風呂やら、部屋でまったりやらしているときに、子供たちと遊んでます。

クニツィアのダイスゲーム「戦国時代」ボードゲームレビュー

ホテルの畳と座卓の感じが、和テーマとぴったりなのでついつい旅行鞄に忍ばせたくなります。

 

あとは、家にお客さんが来て、ちょっと頭を使った気分になれる無難なゲームでもしようかってときに遊びますね。時間と難易度がちょうどいいのです。

 

 

逆転のためにハードルの高い相手のカードにチャレンジするのか。

それとも通常の場のカードを狙うのか。

適度に悩ましい。

戦国時代

  

 

 

同色グループをすべて集めると裏返り、相手に奪われなくなるというルールは

戦国時代


取ったり取られたりのゲームだから

自分のものに決まって動かなくなるのが、なんかたまらない。

  

拡大再生産を本能的に「快」に感じるように

不確かなものが確定するよろこびって、

人間の本能にありますよね。

 

神経衰弱で確実に記憶している数字の片割れをめくった時の快感とか

戦国時代

 

桂馬で金ゲットが確定した時の快感とか

戦国時代

 

ボンバーマンでちょこまか動く敵を閉じ込めた時の快感とかね。

戦国時代

 

そういうときって、なんか頭の中でふよふよしていたものが

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カキーン!ってなったみたいな気持ちよさが感じられません?

それが味わえるゲームです。

 

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我が家ではわりと遊ぶ機会が多いので、ダイスゲームでは「TUTTO」「インパクト」の次くらいに棚から引っ張り出されてます。

長くコンスタントに遊ばれているゲームです。

次回は「確定!」の気持ちよさを味わえるアクションゲームを紹介してみます。

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