クニツィア作のカードゲーム。
ビギナーにも少し慣れた人にも、どんな場所に持っていっても盛り上がる鉄板のカードゲームです。
ざっくりルール
手札は12枚。補充はありません。自分の番が来たら1枚カードを出します。
ルールは親がはじめに出したカードと色か数字が同じじゃないと出せない。
出せない、出したくない場合はそれまでにみんなが出したすべてのカードを引き取って自分の前においておきます。1枚につき1点マイナス。ただし、赤のカードは数字そのままマイナスになります。
カードの構成は、黒、青、黄、緑、赤の5色。数字は1~5。
超簡単!すぐ始められます。
手札が皆潤沢なときは結構続くこともあるので自信のない色、数字には注意が必要です。
1周回ってくるまでに赤が続けば失点伸びは予想以上。
出せなくなった人は出たカードをすべて引き取ります。
手札には混ぜずに脇に置いておいて、あとでまとめて失点を数えます。引き取った人が親になります。
気に入らない色、数字なら、傷の浅いうちに引き取って、好きな色、数字で勝負するのも手。
ちなみに4、5の数字は赤4、5が投入されると失点が急激に増えるので荒れる数字。
赤が出されると、失点は青天井!
赤がセンターに来ると1周ごとに失点がすごい勢いで伸びていきます。
おり時を間違えれば、自分がそれまで出した分まで降りかかってきます。
この1枚で誰か根を上げるか?と悩むのは、まるでポーカーのレイズ合戦のようです。
もう、引けないくらい積みあがれば、出せるだけ出すしかない!というところまで場が熱くなるのは、まさにインフェルノ!
感想
簡単なルールで、選択が悩ましいですが、配られないカードもあって不確定要素も多いので、必勝法はありません。タイミングと運の要素が大きいです。
ビギナー、経験者揃って皆で盛り上がれます。
持っていない人がいたらこれは持っていて損のない作品です。
ただ、日本語版にローカライズされるにあたってちょっと大人向けのテイストのカードデザインになっていて、子供とやるのに抵抗感が出てしまうのが残念…。
元は古い作品らしく、日本語版を出していただいたのはとってもありがたいんです!が子供ともプレイしたい…。
ジュニア対応版も出していただければ私はもう一個買います。