4人まで遊べるダイスゲーム。20分。
ダイスを袋から出して振って、専用用紙に書き込んでいく紙ペンダイスゲーム。
ざっくりルール
点数をたくさん取った人が勝ち。
これが用紙。
自分の手番では、黒い袋からダイスを1~3個引いて振る。
既に出ている場のダイスと合わせて、その中からダイスを取る。
取ったダイスの数だけ、用紙のマスが埋まる。
ダイスの取り方は3パターン。
①同じ色をすべて取る。
取ったダイスの合計を縦方向で最後のマスに記入。
それ以外は×マーク。
☆は0点で計算。
②同じ数をすべて取る。
取ったダイスの合計を横方向で最後のマスに記入。
それ以外は×マーク。
③☆をすべて取る。
☆の数だけ、右の黄色スペースを埋める。
☆は横列すべてを埋められれば、同列の得点を倍にするが
すべて埋められなければ、0倍にしてしまう。
中途半端に手を出すとその列が0点ということ。
そのどれかでダイスを取ったら手番終了。
使ったダイスはダイス捨て場に置く。
まだ袋に戻さない。
これを繰り返す。
けっこう大事なルール
●袋の中にダイスがないとき
●前の人が☆を取ったとき
手番プレイヤーはダイス捨て場にあるダイスを袋に戻す(強制)。
プラス、場に出ているダイスを袋に戻してもよい(任意)。
ゲームの終了
誰かのシートのこの部分が埋まったら、全員が同じ手番数だけアクションしてゲーム終了。
もしくは、手番プレイヤーが一つもダイスを取れない状況になったら、手番プレイヤーが、どれかの数字か色の合計数でペナルティを喰らって、全員が同じ手番数だけアクションして、ゲーム終了。
得点計算
横で合計数を出して
☆がすべて埋まっていれば2倍。
☆を1つでも書き込んで、埋められなければその列は0倍。
合計数で勝負。
シートがグッドデザイン。
直感的でわかりやすい。
ルールのややこしさは、同じ紙ペンダイスゲームの
ガンツシェーンクレバーが3
クウィックスが2 くらいだとすれば
ダイススターは1。
誰とでもすぐに始められる。
感想
ゲーム全体で見て
どんなときでも効率的な数字の置き方は、ありそうでないです。
結局はダイスゲーム。
ダイス目、展開次第ですから。
何回か遊んで分かったコツは2つ。
①☆を取ることと、自分の手番で袋のダイスを使い切ることは、あんまりやりすぎない方がいい
場のダイスを残すか、戻すか、相手プレイヤーが選べる状況を与えすぎると、結果として、相手に有利な形を作られてしまう可能性が高い
それならわざと袋にダイスを一つ残す、とか
☆1個くらいだったらあせらずにガマンする、などを心がけましょう。
②完璧主義は勝てない
どこかの1列に高い数字を集めようとして
理想のダイスが獲得できる盤面まで待っていると
他プレイヤーに先に数字を埋められて、必ずといっていいほど点数が伸びません。
100%の理想じゃなくても、ガツガツとシートを埋めていく思い切りの良さが結果として点数を伸ばします。
「場のダイスを袋に戻す選択肢を相手プレイヤーにあまり与えない」
「丁寧にやりすぎない」
この2つの武器だけで、「他は何がプラスになるかは、結局のところダイス目次第」なゲームに挑んでいくのが、けっこう面白くて、ちょこちょこリピートして遊んでいます。
細かい盤面で見れば
こうするのが正解という状況もあるので
100%運ゲーでもなく
慣れれば100%勝てるようなゲームでもなく
それでいて「次はもっとうまくやりたいなー」という気持ちにさせてくれるゲームです。
ルールも簡単なので誰とでも遊べます。
作者はブルーノ・カタラ&ルドヴィック・モーブロンのコンビ。
カタラゲームの温度感は、相変わらず我が家的にはヒットが多いです。