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協力ゲームのパンデミックにクトゥルフ要素を足した作品です。
ざっくり説明
通常パンデとの違いは
・マップが簡略化
4つの地域がある。同じマスにいれば同じ地域のカードの受け渡しは可能。手がかりカードの個別の呼称はなし。
・アウトブレイクの概念なし、代わりに起こるのはオールドワンの復活。
・病原体の代わりに邪教徒が増える。
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・邪教徒よりも倒すのが大変でオールドワンの復活を引き起こすショゴスがいる
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・特殊カードが豊富
・正気度すべて失うと行動や能力が制限される
アクション数が1回減り、かつ、役割カードが裏返されて、特殊能力の制限や奇行をするようになる。
ゲートを封印(パンデミックでいうところのワクチン作成)すれば元に戻ります。
・役割ごとにフィギュアがあって雰囲気アップ
感想
オールドワンが復活するとプレイヤーに不利なことが起こるのですが、
毎回使われるオールドワンはランダムなので、展開が大きく変わります。
二人で何度もするなら、通常パンデよりもこっちが好き。
というかほうみは通常パンデは1,2回しかやったことないです…
私がクトゥルフしかやりたがらないのでタイ太郎はアプリで黙々と通常パンデをやってます。
聖遺物という特殊カードの種類が豊富です。
私たちはこの扱いを間違っていて(初めに手がかりカードのデッキに何枚か混ぜるのですが、それをしなかった。手がかりカードというのは通常パンデでいうところの都市カード。)
ショゴスを倒した時のみ手に入るというルールでやっていたところ、全然クリアできませんでした。ちゃんとしたルールになって、ちょっと勝率は安定しました。
あとはやはりオールドワンによる展開の変化が面白いです。
とくに凶悪なのがこいつ。イグ。2人ともこいつの名前だけは忘れない笑
本来、5枚の手がかりカードが必要なところ、6枚に増やしてくる極悪人。
序盤1,2枚目に復活されて、かつ探偵(通常より手がかりカードが1枚少なくてよい)がメンツにいない回は世界滅亡フラグがビンビンに立ちます。
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毎回違う展開が楽しめて、1ゲーム3-40分で、一晩で何度も遊べるので、息の長いゲームになっています。
我が家ではこれがクトゥルフデビューとなりました。
ラヴクラフトの作品はまだ読んだことはありませんが、マンションオブマッドネス、クトゥルフレルムズなど、色々増えています。
前情報なしでも楽しめましたので、クトゥルフ初体験の方にも良いのではないでしょうか?