デクリプト
自分のチームには暗号伝達を成功させ、相手のチームの暗号は盗聴する伝達系ゲーム。4人から遊べて30-40分くらい。大人のライト層な友達と遊ぶときは鉄板。
ざっくりルール
2チームに分かれる。
カードを引いて、同じチーム内で共有する秘密の合言葉が4つ決まる。
それぞれの合言葉には1~4の数字が振られている。
チーム内の暗号作成役が数字カードを引く。
そこに書いてある3桁の数字をチームメイトに当ててもらう。
そのためにさっき決まった合言葉を使う。
それを聞いて、チームメイトは今回のカードの並びを予想する。
2回外すと即負け。
じゃあわかりやすいヒントを伝えればいいのだけど、
面白いのが、同じヒントを同時に相手チームも聞いていて、相手チームに数字を2回当てられると負け、というところ。
自分のチームには伝わるんだけど、相手チームは伝わらない、そんなちょうどいいヒントを考え出さなければならない。
相手チームもこれまでに出たヒントと照らし合わせて、数字の並びを予想してくる。
んでそれぞれの予想の発表。
自分のチームが2回ミスすると負け。
相手チームに2回当てられると負け。
同じことを相手チームの分も同時に行います。
感想
今更だけどデクリプト超面白い。
最近遊んだワードゲームの中でも屈指の完成度。
このゲームは、
・両チームが同時に相手の数字を2回当てた もしくは
・同時に2回ミスした
両方が同時に勝利条件を満たしたときの決着システムがよくできていて
相手のチームの合言葉を直接当てる対決になります。
4つ中多くの正確な合言葉を当てられたチームの勝利。
これがゲーム性をガラリと変えます。
・なんとなく相手の合言葉のイメージをつかんで数字を当てる のと、
・相手の合言葉そのものを当てる のは、
また違う思考体験で面白いんですよ。
引き分けになりそうだから、合言葉そのものは当てられないように、ノイズをいれよう、みたいな
このルールがあることによって生まれる攻め方があって、楽しさが深くなります。
ノイズを考えるのも楽しい&難しい!
今まで相手に与えたヒントを見て
それに共通するけど違う言葉を見つけ出すという…
しかも遠ざけすぎるとチームメイトが外しちゃう。
3桁の数字当てだから、いくつかは勘でいっても当たっちゃうことがあります。
だから、割と高頻度で同時に勝利条件を満たす状況が起こるので
言葉当て決着はけっこうあります。
はじめからそれありきで進める必要があります。
勝つためには
「相手も惑わすけど、チームメイトにも伝わるかな、これ?」
というぎりぎりの言葉で冒険しなければいけません。
それがきちんと伝わって、かつ相手の推理をかいくぐるヒントを出せたときは、
超きもちいいです。達成感あります。
たとえるなら、
相手を信用して出したノールックパスが通った!みたいな快感。
ワードゲームって初心者への刺さりが良いじゃないですか。
その中でも抜群の面白さ。
是非試してみてください。オススメです。