ルーンエイジ
デッキ構築カードゲーム。
基本システムはそのままにシナリオによって
①共通の敵を早く倒した方が勝ちのレース
②力を合わせる協力ゲーム
③バキバキの殴り合い
④金稼ぎ対決
まったく味の違う4つの遊び方ができるというすごいゲーム。
しかもどれもゲームとして成り立っていて面白い。(③④は未プレイだけど面白そう)
タイ太郎と遊んでいるのは①と②。どちらも楽しいです。
ざっくりルール
基本システムはデッキ構築。
4つの陣営がありどれかを選択します。ほうみはいつもダカン陣営。分かりやすいから。
あとはエルフ陣営。
アンデッド系陣営。
バーサーカー的陣営。
自分の陣営の兵士のカードサプライは4種類だけ。少ないですね。覚えやすいです。自分の前に置いておきます。自分だけが買えます。
自分の本拠地はライフ20。ゼロになると脱落です。
ドミニオンみたいなお金、どちらも雇える兵士、アクションカードは中央に置いておく。
あとは町も中央におく。
初めは一番弱い兵士とお金1金だけのデッキ。
手番が来たらカードをプレイして、
お金の値で兵士を雇ったり、
兵力の値で都市を自分のものにしたり、敵キャラや他プレイヤーを攻撃したり
都市が生み出す影響力の値でお金を手に入れたりします。
手に入れた都市カードは自分の前に置いて毎手番使用できます。手に入れた兵士カードは一旦捨て札。ちなみに使わなかった手札は全部捨て札ですが、都市の生み出す影響力の値1につき1枚保持できます。この都市の使い方大事。
つまりこういう3角形
このシステムがベースにあって、対戦したり、協力ゲームができたりするのです。
①はドラゴンロードを先に倒すシナリオ。
どんどんデッキを強くしていって手番に兵力18を先に捻出したほうが勝利です。
毎ラウンドイベントカードをめくって色々なことが置きます。それによって、倒すと常に1金持ってることになるお得な敵キャラや、ドラゴンロードを弱体化させる報酬をもつ敵キャラが出てきたりします。
ちなみにダメージを与えてくる敵キャラもいて、2人ともやられてしまったらゲームオーバー。
②は協力シナリオ。
毎ラウンドオープンされるイベントカードの猛攻を生き延びれば全員が勝利です。
ハンパじゃない困難が次々襲来します。初めは半分も生き延びられないかも。
感想
同じシステムで違うベクトルのゲームが遊べて、しかもどちらも面白いってすごいです。
とくに遊んだのは②の協力。これかなりの難易度。何度挑戦したことか。ノリだけでは絶対無理。計画性が必須です。
楽しみ奪っちゃうんで言わないですけどクリアするコツみたいなのが一応あると思ってます。2人で試行錯誤しながら「あーこうするんだ」って分かってクリアしたときは感動でした。
私たち的にはファミコンのアクションゲームみたいな感じのゲームです。クリアするまでが一番楽しいけど、一応クリアの仕方が分かっても、時々またクリアしたくなって引っ張り出してきて遊ぶ感じ。引き運もあるので100%じゃないし。対戦も普通に楽しいですしね。
共通の敵に立ち向かう協力プレイもあり、殴り合いもありどっちも楽しいっていうと「くにおくんシリーズ」みたいなボードゲームですね。
遊んでいてストーリー性も感じるしこのゲームはおススメします。
ただ、このゲームの説明書をどこかに置いてきてしまいまして。
英語版のマニュアルは公開されているのでそれを見て細かいカードのサプライの枚数とか確認してます。
日本語版マニュアル公開されないかなー…