キュージェット
アベカエサルというレースゲームのリメイク。近未来のカーレースがテーマ。カードを使ったすごろく。2-6人。1ゲーム30分くらいだけど、3ゲーム以上遊んだ方が楽しいから1時間半くらい。
年末年始は家族が集まってボードゲームを遊ぶチャンスがたくさんありました。直近で遊んだので、まったり遊べるファミリー向けゲームをご紹介。第一弾はキュージェット。
第1弾「キュージェット」
第2弾「カフェインターナショナル」
第3弾「アンダーカバー」
ざっくりルール
こういうボードに
こういうコマを走らせて競う
車を進ませるのは1から6のカード。ひとり1デッキ使う。3枚手札。手番が来たら1枚出して自分のコマを進めます。3周でゴール。
ポイントは
・カードはギリギリ。あまっても1~2枚。ゲーム中に各プレイヤーが出せる数字の総数が決まっているので、サイコロでのすごろくとちがって自然とデッドヒートになる。
・レース中1回、ピットインしないと失格。1周目おわりか2周目おわりのどっちかでスタート脇のピットゾーンにコマを止めましょう。
・コースのいたるところに1人しか入れないマスがあってブロックできる
・マス数の少ないインコースの取り合い。ブロックなどを駆使してずっとアウトコースを取らされ続けるとゴールできなくてリタイアしちゃう。
詰まってるインをとるか、空いてるアウトをとるか
・1位の人は6のカードを使えないしばりがある。手札が6だけになるとパスしなくてはいけない。
・コースは2種類。それぞれ右回りと左回りで4種類のコースバリエーションがある。かわりばえしないかと思いきや、やってみると分かるけど、かなり変わる。
コースと左回り、右回りを変えて、3~4ゲームやって総合優勝決めると面白い。
複数レースで遊ぶときは公式得点ルールを使いましょう。
1位4点、…4位1点。以下0点。
デッキが尽きてゴールできなかったらリタイア。-1点。
こんな展開ある
ずっとブロックされつづけると下位のまま。でも無理にアウトコースから何度も抜こうとすると、ギリギリのカードデッキが足りなくなるリスクがあります。
トップ集団にもジレンマがあります。1位は6を出せない。トップを走り続けると、後半に全ての手札が6になってパスというきびしい状況におちいります。
とくに6カードを残して1位でゴール直前に飛び込んじゃうと悲劇。
とたんにみんな歩数調整をし始めて…
↑誰かが抜かしてくれるまで6を出せない
結局、全員に抜かされてくやしい思いをすることになります。
もちろんずっと後ろにいてもブロックされ続けておわってしまうので、1位2位あたりのポジションにつけつつ、4枚ある6をいかに処理していくか、そんな考えどころがあるゲームでもあります。
一度もミスをしなければ、6を1枚だけ手札に残してゴールできることを今回発見。
6使用を3枚に抑えてゴールできるかな?
それとも安全策で一度抜かさせようかな?
トップグループでそんな攻防がおこる展開もあるんだろうなーとあらためて関心しました。
感想
運の要素がほどよく、ルールもシンプルで始めやすいです。6人まで遊べるのもいいですね。祖父母~孫まで3世代で遊べるファミリーゲームとしてgoodなゲーム。
1レースで終わるより、複数回やったほうがぜったい面白いです。ハイスコアのプレイヤーを積極的にブロックしたり、最低限リタイアだけはさけようという判断をしたり、いろいろ考えてプレイできるので、終わったあと満足感あります。マリカーとかもグランプリの方が楽しいですしね。
個人的には4レースはちょっと長くてダレる感じがするので、3レース勝負で遊んでます。
ファミリーでまったり遊ぶのにおすすめ
第1弾「キュージェット」
第2弾「カフェインターナショナル」
第3弾「アンダーカバー」