聖杯サクセション
2人用カードゲーム。
通称フリースタイルダンジョンルール(多分ウチだけ笑)。
フリースタイルダンジョンとは
毎回チャレンジャーと番組が用意したモンスターがラップバトルを繰り広げるテレビ番組。
ラップバトルとは
即興でリズムに乗りながら相手をディスったり、会場を沸かせたりする。
8小節ずつ3ターン交互にラップを披露。
最も会場を沸かせるのは、やはり相手の使ったフレーズや内容を組み込んでラップを即興で返すとき。豊富な語彙と頭の回転の早さとワードセンスには本当に驚かされます。ちなみにアドリブでなく、家で練り上げてきたフレーズばっかり使っちゃう人は「ネタ野郎」と揶揄されてしまうらしい。
5人の審査員の投票で勝者を決めます。3ラウンド2本先取で勝者が決まります。
しかし!
もし5人全員がどちらかに投票した場合、クリティカルヒット!その時点で決着。緊張感マックスのバトルなのです。
ざっくりルール
そして聖杯サクセション。
2人用カードゲーム。
カードの内容はこんな感じ。
普通に加点減点になるカード。
マジョリティを取ったらその点数が入るカード。8点とか5点とか。
相手より多く持っていたときだけ点数が入る
6ラウンド。カードが5枚配られて、交互に同じ列に並べてカードを出します。
手番では、カードを出すか、直近の5枚を取るかを選びます。
ラウンド中は1度しかカードを取る行動は選べないので、一度取ったら、後は出すだけ。
6ラウンド先攻後攻を入れ替えて、最終的に得点をより取った方が勝者です。
基本は得点を競うゲームですが、このゲームの特徴がデッキに3枚だけ入った聖杯カード。
これを3枚獲得した時点で、どれだけ得点で負けていようが即勝利!
フリースタイルダンジョンのクリティカルヒットばりのヒリヒリした戦いが繰り広げられるのです。
感想
聖杯のクリティカルルールによって緊張感のある駆け引きが生まれます。
ほんの一例
聖杯カード1枚所有で、以下のような
マイナスをたんまり食らわせられるような状況を作り出せるとすごい気持ちいい!
あとは、いいところとして、
ほうみは緻密な記憶力を要するカウンティングなゲームはあんまり好きじゃないのですが、このゲームはカード構成がシンプルでお互いの獲得状況が把握しやすくて丁度いいです。マジョリティ争いのとき、そこまで覚えるのがツラくない。
さくっと遊べる良作です。
フリースタイルダンジョンのはなし。
たまにタイ太郎とやいのやいの言いながら観るんですけど、すごい人は本っ当にすごいですよ。
即興であそこまで人をブルッとさせる文章を作ってリズムに乗せられるなんて特殊な才能を持っているとしか思えない。
きっとラッパーの人とコードネームとかのワードゲーム遊ぶと、面白いでしょうね。ボキャブラリーとか発想力が並外れてそうで。知り合いにはいないけど。
ワードゲームってじっくり考えて遊ぶゲームが多いと思うんですけど、最近リアルタイムで発想力を問われる面白いワードゲームを遊んだので、近いうちにレビューします。