コンプレット
1-100までの数字タイルを並び替えるゲーム。2-6人。30分。
「よくあるルールだなぁ…パスでいいか」と思ってたけど
実際遊んでみたらとても良いゲームでした。
同じような数字並べ系のゲームを持ってる人も遊ぶ価値ありです。
1-100、100枚のタイルがコンポーネント。オール木。いいよね。
ざっくりルール
ゲームの雰囲気↓
手札は22枚。
スタート時は裏向きの17枚のタイルと、5枚の表向きタイル。
表向きタイルは順番に引いて「この辺かなー」って、好きなところに入れる。
全員入れたらスタート。
自分の番が来たら、共通の場から1枚引いて表にして、自分の手の好きな裏向きのタイルと交換する。
裏向きタイルと交換、がミソ。
スキマをあけて刺し込むことはできない。
どこにも入れられない場合は、表向きで共通の場にリリース。
手番時、表向きのタイルがあればそれをひいてもいい。
手番では、「タイルを1枚引く」代わりにもうひとつできることがある。それが
「自分の裏向きタイルを1枚動かす」
自分の手札内の裏向きタイルを、好きなところに移動することができる。
これによって受け入れられる数字の幅が増える。
とても大事なアクション。
独特なルール
・反対に向けられる数字タイルがある
木の正方形のタイルだから、反対向きで成立するタイルは反対向きで使っていい。
19は61としても使えるetc...
これらの数字は山に2枚入ってるってこと。
だから
・連続手番ルール
隣り合った数字を置ければ、もう一回手番を行っていい。
隣り合ったところに置き続けられれば何度でも。
どれだけ負けていてもどこからでも逆転できる(確率はひくいけど)
負けてる人も最後まで気持ちを切らずに遊べるいいルール。
3連チャンくらいはたまにある。
どちらも単調になりがちなゲームに変化を与えていてso good.
こんな展開
最初はサクサク入っていく数字。
でもだんだん、許される数字が少なくなってくる。
自分がミスったタイルは、相手に取られてしまう。
それが続くこともある。
ミスる→それを拾う、の関係ができてしまうとけっこう続いてしまう。
ゲーム後半、
自分が取りこぼしたタイルを拾われ続ける様子は
「背後を取られた!」感覚。
そんな時は一旦落ち着いて、
1ツモ捨ててでも、タイルを動かして、待ちを広げるべきなのかを考える。
その判断のくりかえしのゲームである
この背後を奪い合うような駆け引きは面白い。
感想
全員オープンリーチのツモリ合いをしてる感じですから
盛り上がらないわけがないのです。
※オープンリーチ・・・自分の手牌を公開して、あと一枚でアガリだと宣言する麻雀の役。リーチをしたら自分の手は変えられないので、相手のアガリ牌だと分かっていても、引いてしまったら捨てなきゃいけない。
終盤は、いくのか、退くのか、2択のジレンマの連続。
一歩遠回りして、広いところに待ちを変えてもいいし
低い確率にそのまま挑んでもいい。
その2択に、成功したり、裏目を引いたりしながら収束していきます。
最後まで自分の選択に勝敗がかかっている感じが楽しくて
もう一回、もう一回、と後を引くゲームです。
70オーバーのじいじ、ばあばも、小学生の甥っ子も遊べる簡単ルール。
ファミリーでまったり遊ぶのにおすすめ。
年末年始遊んだゲーム 今回の盛り上がり度
ブラッドバウンド ★★★★
アヴァロン ★★★★
マンカラ ★★
シャドウレイダース ★★
ブラフ ★★★★
テーベ ★★
ファーストコンタクト ★★
コンプレット ★★★
10デイズインUSA ★★
思い出を手にのせて ★★★
インカの黄金 ★★★
オークション狂騒曲 ★★