思い出を手にのせて
2人チームを作って、パートナーに正しいカードを当ててもらうゲーム。2-8人。30分。
おじいちゃんに思い出の品を渡して、昔の記憶を思い出してもらおうというテーマ。
カードの内容を伝える手段に、目閉じたパートナーの手のひらに、布をのせたり、コマでつついたり、「触覚」をつかいます。
コンセプトだけで即買いでした。
ざっくりルール
いろいろなイラストのカードが100枚。
通し番号がついていて1-100まで並べると一人の老人の人生になっている
カードから一枚引いて、これをパートナーに当ててもらう。
小物を自由に使ってカード内容を伝える。
おじいさん役の手のひらにのせたり、ふわっとさせたり、つついたり、使い方は自由。(文字を描くのはもちろんダメ)
手の甲も使っていいので、おじいさん役はひじを机につけて手を浮かせておく。
その動きを見て、敵チームは6枚の手札の中からダミーを入れる。
おじいさん、孫、役割はそのままに、続けて2枚目を引いて、内容を伝える。
同じように敵チームのダミーが入る。
あとは8枚になるように山札からダミーを増やして、おじいさん役は解答する。
1回目のカードと、2回目のカード、順番が合ってないと不正解。
難易度がほどよく上がって良いルール。
敵チームのを選んでしまうと敵チームにポイント。
各チームの全員がおじいさん役をやって、一番点数を取ったチームの勝ち。
感想
用意されたアイテムで表現できることのバリエーションが豊富。
おなじアイテムでも、置く勢いとか、リズムで
色んなニュアンスが表現できます。意外と。
組み合わせにも創意工夫ができて楽しい。
カードも紛らわしいのがそろってて
シンプルな表現でいくと、似たようなダミーを放り込まれます。
伝えるコツは
カードの一部分だけでなく、いろんな部分を表現することなんだけど
でもやりすぎると何やってるか分かんなくなる…
っていう「どっちを取るかジレンマ」っぽいものもあります。
切り口だけで勝負じゃなくて、ゲームとして詰められててgood。
こういうコミュニケーション系が好きな人にはけっこうおススメです。
なでたり触ったり突っついたりっていう
相手が目の前にいないと遊べないゲームを今出す、っていうのは
この2-3年、コロナで集まりづらくなってる中
ボードゲームアリーナとか
リモートでボードゲームできる環境がだんだん広まってきて
離れた人と、いつでも遊びたかったゲームが遊べることをよろこぶ一方で
というボードゲーマーが潜在的にモヤモヤしてた部分を突いてきた
原点回帰、アナログ回帰なゲーム。
私にはぐっさりと刺さったんで即買いでした。
年末年始遊んだゲーム 今回の盛り上がり度
ブラッドバウンド ★★★★
アヴァロン ★★★★
マンカラ ★★
シャドウレイダース ★★
ブラフ ★★★★
テーベ ★★
ファーストコンタクト ★★
コンプレット ★★★
10デイズインUSA ★★
思い出を手にのせて ★★★
インカの黄金 ★★★
オークション狂騒曲 ★★