ボードゲームブロガーのはしくれである私が
3人で遊んでリアルに面白かったボードゲーム
を紹介します。
3人プレイがベスト!っていうゲームってわけではなく
それ以外の人数で遊んでも面白いかもしれないけど
とりあえず最近3人で遊んで
っていう気持ちになれたボードゲームたち。
3人で遊ぶってなったら
ここのリストのボードゲーム 2
まだ3人プレイ未開拓のゲーム 1
くらいの割合で棚から出してくると思います。
3人で楽しく遊べるゲームを探している人の参考になればうれしいです。
それではいってみましょ~!
(商品画像;Amazonか駿河屋リンク ※海外版の場合、和訳の有無は要確認)
カタン
ルール難易度 ★★
言わずと知れたボードゲームの王様。我が家もこれからボドゲ文化が始まりました。うちではほぼ3人ゲー。プレイヤー間の資源交換なしで遊んでます。発展の方向などに少し考えどころがありますが、基本はダイス結果の行方を見守る30分です。「そんなのカタンじゃない!」「初期位置とダイスがすべてじゃん!」そう言われる方もおられると思いますが、遊んでいる私たちが楽しければOK!このルールで飽きもせず、ダイスが丸みを帯びてくるほど、1000回以上プレイしています。もはや焚火を囲んで眺めている感覚です。
カルカソンヌ
ルール難易度 ★
カタンに並ぶ定番ゲームのカルカソンヌ。タイルを置いて自分のコマをその上にのせて、道をつなげたり、町を完成させて得点を稼ぎます。うちでは、すごろくやさん推奨の草原ルールを抜いたファミリールールでかれこれ6年以上遊び続けています。今国内で流通しているカルカソンヌJは、ゲーム開始時に違った味で遊べる「川」拡張など、始めから3つも拡張が入っているようです。「川」はシンプルで良い拡張ですよ。お得です。
4人の容疑者
ルール難易度 ★
16枚のカードから1枚を抜いて、残りを参加者に配り切ります。質問をしたり、直接カードを見せてもらったりして、抜けた1枚を一番はじめに当てた人が勝ち、という推理ゲームです。アリバイのない人物とその時間を探す、という設定で、イラストなどから醸し出される世界観が魅力的。大人のお客さんに好まれるゲームです。
詳しい記事はこちら
ワンナイト人狼
小学生の甥っ子が来ると、人狼をとにかく遊びたがります。学校で流行ってるのでしょうか。3~4人で普通の人狼を無理やり遊ぼうとするので、そういう時これを出してきます。3人からちゃんと楽しく遊べる人狼です。「誰の発言を信じるのか」という人狼のコアの部分を、一瞬で勝負が決まる立ち合いのように、コンパクトに味わうことができます。
ルール難易度 ★
ラッキーナンバー
ルール難易度 ★
数字タイルを引いて自分のボードにのせていくゲーム。左から右、上から下に数字を小さい順に並べて埋められた人が勝ち。サクッとできるのが良いです。2~3000円くらいが定価のゲームだけどすごい高騰してます。心配ご無用。ボードゲームアリーナというサイトで無料で世界中の人と遊べます。簡単ルールで比較的短時間なゲームなのでボードゲームアリーナデビューにも悪くない作品です。
(2021/12/17追記)日本語版がケンビルから再販されました!
宝石の煌めき
ルール難易度 ★
詳しい記事はこちら
タギロン
ルール難易度 ★
0~9の数字が書かれたタイルを5枚引き、ついたての後ろに小さい順に並べます。「奇数は何枚?」「合計数は何?」「赤は何枚?」などの質問で相手の数字を推理するゲームです。難しいのは色まで当てなくてはいけないところ。5以外の数字には赤、青の2色があるのでそれも考えなくてはいけません。ルールは簡単なので、大人同士すぐに熱くなれるゲームです。
詳しい記事はこちら
ギャラクシートラッカー
ルール難易度 ★★
砂時計が落ちるまでにタイルをめくって集めて自分だけの宇宙船を作成。海賊や隕石などのトラブルで宇宙船を破壊されながら荷物を運んで得点を稼ぎます。うちに遊びに来る麻呂君という友達は、空間認知がアレな人で、残念な宇宙船を作っては負けてばかりいるのですが、このゲームが大好きで「そろそろ宇宙船つくるやつやりたい」とリクエストしてきます。勝ち負けをこえて遊ぶだけで楽しいゲームのようです。
アズール
ルール難易度 ★★
共通のストックからプラスチックのかわいいタイルを取って自分のボードに配置して点数を取るゲーム。条件を満たして置けると点数が入りますが、皆の思惑が絡み合って、思い通りにはいきません。簡単なルールでほどよい駆け引きが楽しめます。私の家に来たときしかボードゲームを遊ばないようなライトプレイヤーにはとても評判がいいです。「今日一日いろいろ重たいゲームとかもやったけど結局アズールくらいが面白かった」と言われます。ルールの複雑さと面白さのバランスがいい良作です。
ナビゲーター
ルール難易度 ★★
大航海時代の航路開拓がテーマの雰囲気抜群のゲームです。船を作りポルトガルから長崎までの航路を開拓し、植民地を買って商品を生産して売り、工場を建て労働者を雇い、有力者とのコネクションを増やして、勝利点を競います。1ゲーム2時間くらいかかりますが、ボードゲームに慣れてきた人は挑戦してほしいゲームです。
詳しい記事はこちら。
アクワイア
ルール難易度 ★★
ボード上に立体タイルを置いて2つ以上つながったら会社が設立できます。会社をただ大きくするのが目的ではなく、その会社をもっと大きな会社につなげて買収させて配当金でお金を稼ぐゲームです。買収時に配当をもらえるのは、吸収される会社の筆頭株主から3位まで。だから、ボード上で他の企業と距離が近くなって、買収の気配が出てきた会社の株券は飛ぶように売れ始めます。先の展開を読む嗅覚をもっているかが勝利のカギです。
株の配当の計算が面倒だったのですが、jellyjellycafeさんが遊ぶときに便利なすばらしいウェブページを作ってくれたので、それを発見してから、けっこう回すようになりました。→こちら
コルトスーパーエクスプレス
ルール難易度 ★
詳しい記事はこちら。
サムライ
ルール難易度 ★★
ドイツゲームですが日本の戦国時代がテーマ。日本列島をめぐってあらそうのが気持ちを盛り上げます。各地に点在する城の周りに戦力が書かれたチップを置いていき、周りの陸地部分が埋まった時点でいちばん戦力を投入している人がその城を取ります。城は3種類ありますが、ゲーム終了時、競うのはその人が持っている一番少ない種類の城の数。一筋縄ではいかない攻め方を求められます。
インジーニアス
ルール難易度 ★★
ボードに手持ちタイルから1枚置くことで点数を取ります。6つのマークでそれぞれ点数を取っていって、最小で勝負するというシステムは『サムライ』と同じ。同じマークが固まって配置されるほど取れる点数が伸びていくのですが、自分が得点できないうちに、その塊が他の色に囲まれてしまうと一人だけそのマークの点数が凹んでしまいます。伸びているマークが手持ちタイルに少ないときは、他のところに火をつけてみんなの行動を分散させ、その間にせっせと集めて乗り遅れないようにしましょう。
スカルキング
ルール難易度 ★
4つのマーク、1~13までの数字が書かれたカードが配られます。順番に出していきます。基本的には、親が出したマークの一番大きい数字を出した人が勝ちです。配られた手札で何回自分が勝てるのかを予想するゲームです。必ず負ける白旗カード、数字カードには必ず勝つパイレーツカード、それに勝つスカルキングカード、それに勝つマーメイドカードなどがあり、展開を盛り上げます。さらに、1ラウンド目の手札は1枚ですが、だんだん増えて最終の10ラウンド目では手札は10枚。勝利数を当てるのはどんどん難しくなっていきます。トリックテイキングというジャンルのゲームです。勝利数をピタリと当てたときの恩恵がかなり大きいので、勝負の行方は荒波仕様。トリックテイキング自体がはじめてのお客さんにも十分勝つチャンスがあって、うちでは人気のゲームです。
バージョンアップして日本語化されたスカルキングレジェンドが販売されています。
アグリコラ
ルール難易度 ★★★
プエルトリコ14
ルール難易度 ★★★
王と枢機卿
ルール難易度 ★
詳しい記事はこちら。
ストーンエイジ
ルール難易度 ★★
それはオレの牧場だ!
ルール難易度 ★
羊のチップを動かしてできるだけ多くのマスを埋めた人が勝ちの陣取りゲーム。ルール説明が簡単で、15分もかからずに1ゲームが終わります。運の要素が全くないゲームは遊ぶ人によって好みが分かれますが、これくらいの短時間ゲームだと「楽しく真剣勝負!」って感じです。ちょうどいいです。
ハイパーロボット
ルール難易度 ★
お先にしつれいしま~す‼
ルール難易度 ★
同じ人物か、同じ仕事にカードを重ねることができます。相手にカードの束を押し付け合い、カードの移動ができなくなった時点で、一番手持ちの少ない人が勝者です。2人プレイか4人プレイだと、カウンティング必須、メモリー&ロジックのガチ目なゲームになりますが、3人プレイだとカードを一部抜くので、ほどよい運の要素が入って遊びやすくなります。10分程度で終わる使い勝手のいいゲームです。
Ito(イト)
ルール難易度 ★
1~100までの数字が書かれたカードが配られます。他の人には見せずに、数字そのものは口に出さずに、全員で小さい数字から順番に出していく協力ゲームです。「おにぎりの具の人気(1が人気ない↔100が人気ある)」などのテーマが与えられるので、それで自分が持っているカードの数字を表現します。私的には「65」は「おかか」くらいなんだけど、皆さんはどうですか?
どんな間柄の人とも会話が盛り上がる便利なゲームです。
ブループリント
ルール難易度 ★★
設計図をもとに、ダイスでビルを建てていくゲーム。ダイスの色は、ガラス、鉄、リサイクル材など建材の違いを表します。高得点を目指しましょう。発売当初は、そこまで良さが分からなかったんですが、良くも悪くも運の要素が大きいゲームはボドゲ初心者が楽しみやすいゲーム。プレイ時間30分くらいで遊びやすく、初心者のお客さんが多い我が家では比較的遊ばれているゲームです。
キメラ
ルール難易度 ★★
ゲーマーっていうよりカジュアルなプレイヤーと遊ぶ機会が多い私は、一周回って大富豪って優秀なゲームだと思うようになりました。みんなはじめからルールを把握しているところがいいですよね。さすがに素の大富豪を遊ぶことはあまりありませんが、大富豪をもとにしたゲームはちょくちょく遊んでいます。キメラは3人用にチューンアップされた大富豪。配られた手札を見て、他の2人に勝てると思った人はキメラ、残った二人はそれを阻止するハンターをします。キメラで勝つと高得点、ハンターは手堅い得点が望めます。ラウンドを繰り返して、既定の点数まで行った人が勝ちです。細かいところまでよく考えられた大富豪です。
大富豪大貧民-ヱヴァンゲリヲン新劇場版-
ルール難易度 ★
こちらは、特殊効果満載の大富豪。10捨て7渡しなどのローカルルールから、♣3のシンジくんは、♠2の初号機とペアで2のペアとして出せる、などエヴァ図柄ならではの効果もあって、ド派手な大富豪が楽しめます。そのラウンドのルールを決められるアビリティカードも2枚配られてそのうち1枚使えます。効果は『特殊効果すべて排除』『貧民系は革命できない』などたくさん。富豪系↔貧民系のカード交換アリ。大富豪+2点、富豪+1点、貧民-1点、大貧民-2点、で規定ラウンド合計点数で競います。4人以上が楽しいですが、3人でもまあまあ遊べます。
なつのたからもの
ルール難易度 ★
スキャン
ルール難易度 ★
コズミックエンカウンター
ルール難易度 ★★
交易王
ルール難易度 ★
市場の需要を示す色カードが並び、自分の船に同じ色の荷物が乗っていると、お金がもらえます。船の数を増やしますか?荷物を入れ替える労働者を増やしますか?市場の需要を塗り替えることに力を注ぎますか?それとも取引ごとに1円おまけがつく能力はどうでしょう?たった4枚の特殊効果のあるカードで、頭脳戦が楽しめる名作です。初めての人がすぐに参加できるゲームはやはり良いですね。
エルドラドを探して
ルール難易度 ★★
10デイズシリーズ
ルール難易度 ★
手札は10枚の国と乗り物のカード。つながるように並び替えて、10日間の旅程を作るゲームシリーズ。アフリカ、アメリカ、アジアなど色々な地域のバージョンがあります。ボードゲームには「派手さはなく面白すぎないけど、遊び飽きないタイプの面白さを持ったゲーム」があります。10デイズシリーズはそのひとつ。時々引っ張り出してきては「あ~、そうそう、こんな感じ。やっぱり楽しいねぇ」とのんびり仲のいい人との時間を楽しめるゲームです。
コンプレット
ルール難易度 ★
10デイズシリーズと同じく、こちらも「派手さはなくても遊び飽きない」タイプのゲーム。1-100までの木製タイルを小さい順に並べます。連番の数字を置けるともう一回手番ができるルールや、タイルをくるっと回転させてちがう数字で使えるルールが、ピリッといいスパイスになっています。公開手札なので、小さい子どもや高齢者とも遊びやすく、とくにファミリーで遊ぶ方におすすめです。
詳しい記事はこちら。
ことばのクローバー!
ルール難易度 ★
バラバラになったカードの並び順を、仲間のヒントを元に解き明かすゲーム。連想ゲームと数独を組み合わせたような、独特のプレイ感が魅力です。ノーコンテニューで当てると2点追加でもらえるのですが、意外となかなか難しい!多くのワードゲームはプレイ人数4人以上いないと楽しく遊べないのに対して、こちらは3人でも十分楽しく遊べます。
思い出を手にのせて
ルール難易度 ★
記憶が薄れたおじいさんの手のひらに思い出の品をのせて、昔を思い出してもらおうという設定のゲーム。目をつぶったパートナーの手に、布やコマや金属などで刺激を与えてイメージを伝えて、イラストカードを当ててもらいます。2対2のチーム戦が基本ルールですが、3人でも、ぐるっと時計回りに受け手と伝え手を担当して、楽しく遊べます。目を閉じて手のひらを差し出すとき、なんともいえないワクワク感があります。
詳しい記事はこちら。
ブラフ
ルール難易度 ★
それぞれのカップの下に5つのダイス。全体でどの数字が何個出てるのか、ダイス数をレイズしていくゲームです。順当な数字の予想ばかりしていると、次に回ってきたとき、窮地に陥っているときがありますが、ハッタリが成功すれば、安全に次の手番が迎えられます。真実のような嘘、嘘のような真実が飛び交い、とても盛り上がるゲームです。人数は多いほど楽しいですが、3人でも「遊んでみようかな」と思えるくらいの楽しさがあります。
詳しい記事はこちら。
サジェッション!
ルール難易度 ★
検索エンジンのサジェスト機能(「ボードゲーム おすすめ」←コレ)を使ったゲームです。サジェストされる言葉を当てるだけのゲームではなく、思いついた言葉を他のプレイヤーに入札してもらってコインを稼ぎます。競り落とした言葉が実際にサジェスト上位5つに入っていればコインがもらえるので、「思いつかなかったけどそれだ!絶対入ってる!」的な人気の言葉は高値がつけられます。自分のアイデアが人に評価されて、お金になることに、ゾクゾクする快感が得られます。一人3つアイデアを出すので、入札の選択肢が十分そろい、意外と3人でも楽しく遊べます。
ボーナンザ
ルール難易度 ★★
豆を植えて育てて収穫するテーマのカードゲーム。「その豆くれたら、これあげる」などの交渉がくり広げられます。毎ターン、2つしかない自分の畑に2種類の豆が送り込まれるのですが(そのターンで処理しないといけない)、同じ豆を重ねて植えたほうが高得点なので、すでにある豆を残すため「これ引き取ってくれたら、これもあげる」などのgive and giveな「交換」以外の交渉も発生します。「協力し合ってみんなハッピー♪」タイプのプレイスタイルか、「そんな簡単にはやりたいことさせない…みんな苦しい…」タイプのプレイスタイルか、遊ぶメンツによって全くちがうゲーム。どちらも楽しいです。
まとめ
今では流通していないものも多くなってしまいましたが
ボードゲームカフェやレンタルなどで見かけたとき
手に取ってもらえたらうれしいです。
今回は過去1年くらいで1回以上はプレイしてて
その時の楽しさを思い出せる作品を紹介しています。
最近遊んでいないだけで
3人プレイが楽しい作品はまだまだたくさんあります。
また発見したら、思い出したら追加します。
コチラもどうぞ↓
2人でリアルに楽しかったゲームたち